青島市:2回目の「差額率ゼロ医薬品」119種類を社区医療機構に配送


 2008年11月14日から、青島市2回目の「差額率ゼロ医薬品」の社区病院への配送が開始された。12月1日頃までに、計119種類の「差額率ゼロ医薬品」の配送が完了する予定。よって、青島市の市民は社区病院で安価良質の「差額率ゼロ医薬品」を購入することができる。

 2007年11月から、青島市は市内にある7区の社区衛生サービス機構にて「基本薬品差額率ゼロ制度」を始動した。

 1回目は全市の統一入札で103種類の差額率ゼロ医薬品を買付、社区病院で医療サービスを受ける患者に提供する予定だったが、配送途中で製品が品切れしたため、結局、初回目の社区差額率ゼロ医薬品のうち、約五十数種類のみが患者のニーズを満足させることができた。

 2008年初頭から、青島市は2回目の社区差額率ゼロ医薬品の入札買付を準備し始めた。2回目の医薬品はすべて青島市「社区基本薬品目録」に掲載されているものである。これらの医薬品は統一買付価格で社区医療サービスに提供され、そして社区医療サービス機構は購入時と同様の価格で患者に提供する。

 差額率ゼロ医薬品の価格は全体的に市場価格より低く、2回目の社区差額率ゼロ医薬品の価格はほとんど10元以下であり、一部は5元以下となっている。しかし、青島市社区医療サービス機構での差額率ゼロ医薬品の需要量は多くないため、大手医薬品メーカーは入札への参加を拒否した。

 入札価格は低めに設定されているため、有名な大手医薬品メーカーのブランド製品は価格上の競争力は小企業より弱く、そのため、2回目の社区差額率ゼロ医薬品リストには有名大手のブランド医薬品は入っていない。

 落札した医薬品メーカーの落札後悔により、医薬品の提供が中断され、品切れ状態となることを防ぐため、2回目の差額率ゼロ医薬品の入札では、落札したメーカー1社以外に、もう1社を「予備軍」として選出することとした。落札したメーカーの製品が品切れの場合、「予備軍」の医薬品メーカーの製品を代わりに社区医療機構に提供できる。

 一部の社区医療サービス機構は価格が比較的に低く、補助金額も少ない差額率ゼロ医薬品への使用に積極的ではないため、医薬品の配送がしにくい状況が発生している。

 青島市は差額率ゼロ医薬品への利用を社区医療サービス機構に対する業務審査の項目に追加した。青島市の各レベルの衛生行政管理部門は、患者が容易に差額率ゼロ医薬品を購入できるようにするため、社区医療サービス機構の差額率ゼロ医薬品の使用量、品種数などに対する監督管理を強化することに決めた。


 
 情報源:中国医薬新聞(2008年11月25日)



※「基本薬品差額率ゼロ」とは、よくある疾病、慢性疾病などを治療する常用医薬品を政府が統一買付・配送し、病院は価格の上乗せをせずに、買い付け時の価格で患者に販売すること。
 

 ページ先頭へ

・(2009年9月28日)中智が「新中国60周年60ブランド」を受賞 ・(2009年6月15日)中智医誌をリニューアルしました! ・(2008年8月20日)中智グループが中国企業500強にランキング ・(2008年5月8日)中智日本支社張俊支社長が胡錦濤主席との写真。
中国国際技術智力合作公司 日本支社
文字サイズ変更
標準特大
会員サービス
会員のお申込
メルマガ購読
中智日本医薬総研株式会社
大阪医薬品協会
医薬基盤研究所