医薬品「電子IDカード」が10月に登場

 生産企業側の販売、市場管理、また偽造製品の撲滅;管理部門の監督管理;消費者の製品真偽性の問い合わせなどに便利な「電子IDカード」――中国全国統一医薬品監督管理コードの取り付けが、中国のすべての医薬品を対象に実施されることになりました。中国医薬品の「電子身分証」制度が徐々に確立されています。

2007年10月1日、中国の「特殊医薬品監督制御システム」が正式に稼働開始され、中国の麻酔類医薬品と第一類精神神経用剤の随時監督管理が実現しました。今回、国家食品薬品監督管理局(SFDA)は去年の特殊医薬品監督制御情報ネットに基づき、いろいろな措置を講じて、医薬品監督管理の電子化を強化し、全国医薬品監督管理ネットの構築、及び医薬品「電子身分証」監督管理制度の実施を目指しています。

 2008年4月8日、SFDAが記者会見を開き、今回の制度について説明をしました。顔江瑛報道官の説明によると、すでにSFDAに承認された医薬品は≪(監督管理)ネット内医薬品目録≫に登録され、医薬品電子管理監督の範疇に含まれます。SFDAは段階的に製薬企業の全品種に統一した標識(コード)の普及を実施する予定です。ネットに登録された医薬品は、SFDAが指定した期限前に、医薬品を包装する最小の包装単位毎に統一した医薬品監督管理コードを付けることが要請され、コードのない医薬品の販売は禁止されることになります。

 標識については、顔江瑛報道官が「標識は「ラベル式」と「直接印刷式」があります。ラベルの場合は1~2分/枚(約0.15~0.3円)」;直接印刷する場合は約2厘/個(約0.03円)のコストがかかります。製品の生産ラインにはコードをアクティブ化にし、読取とったコードをSFDAの監督制御ネットに登録する装置の設置が必要となります」と説明しました。即ち、電子標識の取り付けが要求された医薬品メーカーのコスト総額は約数万元になります。

今回の医薬品「電子身分証」監督管理制度には5つの機能があります。
第一:医薬品の生産・出荷、流通、運輸、貯蔵、医療機構への配送までの全過程を医薬品監督管理部門の監督の下に行うことになります。

第二:ロット、箱、小分け包装ごとの重点医薬品の生産、販売、在庫及びその他の情報の随時確認が可能になり、問題が発生した際、迅速に調査とリコールの実施が可能になります。

第三:情報による早期警戒。各企業の生産品質、販売上の問題;医薬品市場の医薬品販売量に関する問題;医薬品の出荷・受け取りの数量・品目などの関する問題、及び医薬品の流失に関する問題などを早期発見し防ぐことができます。

第四:末端移動的法律の執行。医薬品の監督管理者、及び検査人員がネット、或は携帯を使用して、現場にて随時の検査を行うことが可能になります。

第五:消費者は、コードにより関連ホームページ、携帯メール、或は専用電話ホットラインを通して、医薬品の汎用名、剤形、規格、生産企業、生産日、生産ロット番号、有効期限などの情報を得られます。問題が発覚したら場合、直ちに地方食品医薬品監督管理官庁と連絡することができます。

SFDAは、すでに第一回目の≪ネット内医薬品目録≫を作成し、血液製品、ワクチン、中薬注射剤、及び第二類精神神経用剤などが今回の≪目録≫に含まれていました。
上記四種類の医薬品を生産、扱う企業は、2008年10月31日までに必ず標識を取り付けることが義務付けられました。

Keyword: 電子IDカード 中国医薬品監督管理コード 中国特殊医薬品監督制御システム 医薬品 SFDA 電子標識 ネット内医薬品目録

ページ先頭へ

文字サイズ変更
標準特大
会員サービス
会員のお申込
メルマガ購読
中智日本支社 日中先端医療事業部
CPC日中医療市場プロチーム
大阪医薬品協会
医薬基盤研究所