「中智医誌」インタビュー

今回の機構改革、及び中国医療改革などについて、「中智医誌」が中国医療界有識者のY教授(復旦薬学院)にインタビューしました。

1. SFDAが衛生部の配下になったことについて
A:中国国家食品薬品監督管理局が衛生部の配下となった、運営上の変化は、国務院の「三定方案」、即ちSFDAの「編成の確定、ポストの確定、責任の確定」が公布されてから具体的に現れると思います。政府はこの方案の公布を6月と予定しています。現状からみると、主には食品の監督管理面に変化が現れ、医薬品に関しては大きな変化は生じないかと思います。プロセスの内容に関しては、以前とほぼ変らないでしょう。

2.中国医療改革について
A:遅くても、今年の6月前には、国務院のいくつの部門が中国の「医療改革法案」を公布するでしょう。この方案は中国公共衛生服務体制、医療衛生体制、医療保険制度と医薬品供給体制の改革の一部原則的な指導意見に関わりがあります。医薬品に関 しては、「国家基本医薬品制度の構築」、「国民にとって、医薬品のアクセシビリティの問題の解決」、医薬品の使用の合理性(安全性、有効性、経済性、適用性)が主なテーマになるかと思います。

3.中国国内の新薬開発、臨床試験の動向について
A:現在中国国内での新薬開発は大きく三つのゾーンに分けることが出来ます。即ち「オリジナル薬の開発」、「me-too drugの開発」と「ジェネリック薬の開発」になります。実際に、近年では、この三つゾーンがそれぞれ発展しており、問題の要は医薬品の研究開発のクオリティーを守ることです。医薬品が市場投入された後のリスクを避け、或は最大限に規制するため、将来医薬品の臨床試験に対する要求がより厳しくなるでしょう。

4.国内医薬品市場のニーズ、供給構造について
A:中国社会の一般的な疾患は先進国とも、途上国とも異なるため、国内の医薬品に対するニーズは多次元化の傾向が現れています。中国医療改革の更なる推進によって、都市部の基本医薬品に対する需要はある程度満足されるでしょう。一方、各種の特別な疾病(例えば:AIDS、腫瘍、重大な伝染病と流行病、また心臓血管疾病の治療薬など)の治療新薬も大きく成長可能でしょう。中国国民の疾病に関する支払手段の多様化によって、医薬品の発展は必然でしょう。

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